「サブリナ」など過去の文化

小学校高学年のとき、海外ドラマの「サブリナ」にはまっていました。
NHK教育の夕方からやってる、今振り返ると超健全な番組シリーズ(笑)。
見る番組はけっこう制限されてたからなあ。しかし今考えるとそれでよかった気もします。


この時間帯の海外ドラマシリーズはかけがえのない自分の文化の一部になっていると思う。
つまらないと思って見なかった番組もそれなりにありましたが、なぜか月曜のが、いつも好きだった気がします。


サブリナの前?の「おまかせアレックス」や、後?の「ふしぎなオパール」。
オパールなど内容はあんまり覚えていませんが、茶色い古ぼけたイメージの、西部時代みたいな独特の雰囲気が好きでした。そしてなにより音楽。!


 いろんな ご主人に 仕えてきたけど 懐かしいふるさとで 自由になりたい
 そこへ君が現れた オパールを持って
 君の願いはすべて 叶えよう (当然よ!)

 南の国へ ようこそ
 願いを叶えて(はいはい)


最高。エキゾチックでワンダーランドな。


あと、何曜日だったか忘れたましたが、「名犬ラッシー」も好きでした。
今振り返るとびっくりするほど素朴なドラマ。そこに色々感じられたのだと思います。


私は子どもの頃意外と「フルハウス」とか「ボーミツ」はあまり面白いと思わず、そんなに見てなかったけれど、今見たらもっと好きかもしれない。とにかくこの時代この系統の海外ドラマっていいよな。
今でもこういう雰囲気のドラマをやって、今の子供たちにあたたかい気持ちを抱いてもらいたいと思ったりする。といってもこれらが自分の子供時代のものだからで、年上の人たちは自分たちの時代のものを、もっと良いと感じているのだろう。

しかし私自身、自分が触れてきたものよりももう少し古い年代のものに触れてみたいと思っている。今後、そういう映画とか、本とかを訊ねてみるつもりでいる。今の30代や40代の人が心にもっている文化はどういうものなのだろう。

今の時代の子供たちは、今見ている番組を将来、あたたかく懐かしく感じるだろうか?自分の子ども時代にやっていたからといって、必ずしもそう感じられるだろうか。