美術史の通史文献

美術史の通史。
現在のところ、『新西洋美術史』(千足伸行監修)、『西洋美術館』(小学館)、『美術の物語』(ゴンブリッチ)が、最も優れた三大通史文献だと思う。


綿密で正確、基本的な学問的文献として、必要なものが網羅され、信頼でき頼りになるのは、日本(母国語)のアカデミシャンによって近年執筆されているということからしても前者の二冊だ。

それに加えてゴンブリッチの『美術の物語』は、1950年に執筆されたもので時間は経っているが、今でも美術の「物語」として読んでおもしろく、美術により深く関心をもてる。